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安芸高田市・石丸市長に注目!

投稿日:2023年6月27日 更新日:

 静養中、you tubeで、いろいろと動画を見ることが多く、偶々、広島県の安芸高田市の石丸伸二市長の、議会での答弁や記者会見の様子をじっくりとみて、大変感銘を受けた。政治家は、その言葉で勝負する職業であることを地でいっている。40歳という若さながら、彼が発する言葉には、自身の理念や確信が込められていて、とてもインパクトがある。

安芸高田市・石丸伸二市長
(公式ホームページより)

 彼の市長としての公約は、「政治再建」と「都市開発」「産業創出」の3つである。いわゆる河井事件による選挙違反で、前市長が退任した後を受けて市長に就任しただけに、政治再建は、彼の政策の一丁目一番地である。そして、所信表明の議会で、居眠りをしている議員を厳しく批判したことから、議会側との葛藤が始まった。直近では、市長が専決処分して、道の駅に無印良品を誘致しようとした事業を、議会が「二元代表制の崩壊」などという理由で否決した。

 議会でのやり取りをみていると、一部の議員を除いて、特に古参議員の質問と石丸市長の答弁が全くといっていいほど、噛み合わず、市長がその「論理的話法」でもって、高齢の議員を論破しているように感じる。石丸市長は、データや数値を重視し、論拠や証拠、事実でもって、殆どペーパーを見ずに、論理的に答弁ややり取りをしている。一方の、古参議員の方は、用意した資料をみながら、データや論拠を明確に示さず、抽象的な質問ややり取りに終始し、要領を得ない。そこで、市長の口から「国語力がない」とか「意味不明である」とか、厳しい言葉が出ることになる。

 また、石丸市長は、地元紙である中国新聞が偏向報道や印象操作をしているとして、当新聞からの取材を拒否、記事についても、抗議文を送ったりするなど、正面から、地元の新聞社とことを構えている。記者会見の席でも、担当記者に対して、本質を突いた質問を投げかけて、その記者は困惑気味に反論をするが、どうみても、石丸市長の言い分に理があり、おそらく、中国新聞側も相当な危機感を持っているに違いない。

 政治再建は、議会側の反撃も続くことが想定され、まだまだ時間がかかるだろう。そこを突破しないと、都市開発も産業創出にも全面的に踏み出すことができない。市長を支持する若手の市会議員も、次の選挙でかなり出てくるものと思われる。確かに、議会での質疑応答が噛み合わないのは、世代間ギャップというものも見え隠れする。彼と世代や政治観の近い議員が過半数を超える(9人以上)になると、議会での執行側と議員側の議論が噛み合って、安芸高田市の経済振興や市民生活の向上などに資する政策が、その協働作業によって、創出され、生命力をもって執行されていくだろう。

 たった、一人のリーダーが、組織を変革することができる、それは、企業や団体、そして行政機関も同じことだ。安芸高田市の市民は、非常に優れたリーダーを選んだと思う。彼は、2期目に都市開発や産業創出といった、本丸での闘いに本腰を入れてくるだろう。その取組や成果は、近隣の市町村にも波及し、広島県全体の底上げに繋がっていく可能性がある。この逸材を、遠くから期待感をもって見守っていきたいと思っている。

 

 

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