フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

天が与えてくれた思索の時間

投稿日:

 自宅から車で5分のところにある、ホームコースの蓼科高原カントリークラブは、未明からの雪で約5センチの積雪となり、コースは明日までクローズとなった。今日はともかく、明日はラウンドができるかなと期待していたが諦めるしかない。コースはクローズでも、レストランと天然温泉の風呂は営業しているので、いつものように風呂に入り、脱衣場でストレッチとスクワットなどの軽トレをしてから、レストランで珈琲をのんでいる。風呂もレストランも暖房が程よく効いていてとてもいい時間である。

積雪でクローズになった蓼科高原CC(午後2時撮影)

 昨日は、ここで仕事の会議をした。Wi-Fiが使えるので、この冬は頻繁にここに来て、仕事も含めて過ごしている。ゴルフ倶楽部によると、この冬の利用率は私が断トツ(というか他には殆ど誰もいない)とのことで、支配人以下、従業員の人たちから感謝され、そこは悪い気がしない。むしろ、冬場に気軽に温泉に入れて、ランチも含めて暖房の効いたところで、仕事をしたり、寛ぐことができる場を提供してくれたことに、こちらが感謝しなければならない。

 この土日は、ゴルフ仲間とゴルフを楽しもうと思っていたのだが、こうなった以上は、気持ちを切り替えて、いろいろなことに思いを巡らせる、いわゆる「思索の時間」をここで過ごしたいと思っている。八ヶ岳連峰を眺めながら、現在・未来・過去と時間軸をずらしつつ、何ら制約を設けずに思索を展開する。一々、何らかの結論に持って行く必要もなく、「思索すること」自体が目的化する、それもまた愉しみの一つなのだ。「そういう時間に充てなさい」「立ち止まって自分自身のことを真面目に考えなさい」という天が与えてくれた時間なのだと捉えて、時間の許す限り、あてどない思索に身を委ねたいと思う。

-未分類

関連記事

保守陣営内での喧噪に寄せて

 一昨年10月の「日本保守党」結党以来、私は同党の党員となり、陰ながら応援をしている。代表の百田尚樹氏は、同志社大学の同窓であり、同じ関西人ということもあるが、事務総長の有本香氏も傑出した保守論者、さ …

亡き妹に捧げるレクイエム

 妹、万里がこの世を去って、もうすぐ丸4年になる。4月14日が命日だ。先月27日に父が老衰で亡くなり、父の納骨の際に、妹の分骨を一緒に埋葬することになっている。妹は生きていれば61歳、これから人生の実 …

人間の縁は、げに深淵なるもの

 私自身、これまでの人生で、私生活はともかく(離婚経験が複数回ある)、ビジネスにおいては、人の縁をことさら大事にしてきたと自負している。曰く、「人の縁とは、先方から切られた場合は仕方がないが、自分から …

とても嬉しかったこと

 このところ、諸々の案件について会議をすることが多くなり、オンラインではなく対面会議の機会が増えている。コロナ禍でオンライン会議が急増したが、私自身は、遠隔地とのやり取りといった限定的な利用を専らとし …

no image

とことんやってみよう

 車での移動が長距離になり、歳とともに、そういうことがしんどくなってきているという実感がある。幸いにして、車の運転は嫌いではない。それに、蓼科の自宅から実家のある和歌山県・那智勝浦町までは440キロあ …