フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

今期案件も峠を越える

投稿日:

 日曜日から東京に滞在している。昨日・今日と、「新たな林業経営モデル実証事業」の成果報告会と委員会で、飯田橋での会議に臨んでいる。先日の「森ハブ」イベントといい、林業の未来の姿を展望する事業であり、労働力不足や森林所有者の森林経営への関心低下等に歯止めをかけ、林業が産業化していくための有効な手だてを模索するものだ。この事業において、全国各地に赴き、さまざまな取り組みを目の当たりにしながら、今後、林業がどういう姿になっていけばいいのかということをずっと考えていた。

 今月は、コロナ禍の反動もあり、また、期末ということもあって、毎週のように各地への出張が入り、やや疲れ気味だが、その合間の自分の時間を愉しみながら活動している。案件の中には、是非とも私にやってほしいというものも多く、「自分にしかできない仕事・使命」というものを実感しながら、目の前の案件に臨んでいるところだ。その過程では、いろいろな葛藤もあるが、自分の仕事は、まだまだ道半ばであり、自身を鼓舞しながら、いい仕事をさらに重ねていくべきだと思っている。先週の案件も、私の助言によって、その事業体が良くなってくれたら、多くの人たちが今よりも幸福になるだろうということで、25年間培ってきたノウハウでもって支援することにしている。

 

-未分類

関連記事

森林組合はきちんと本業で儲けなければならない

ある森林組合の事務所(長野県)  いまから9年前、「森林・林業再生プラン」森林組合改革・民間事業体育成検討委員会の席上、委員だった私は、多くの委員が、我が国の私有林において森林整備が進まないのは、森林 …

研修もコンサルティングの一環であるという恩師の金言

 昨日、信州・蓼科から車で8時間かかって、鳥取県・倉吉に移動し、今日から森林施業プランナー育成研修に臨んでいる。今回は、メイン講師に多野東部森林組合理事・参事の浦部秀一郎さんを迎えて、横山繁樹講師、フ …

大恩ある、千玄室大宗匠が逝去

 裏千家の前の家元で、大宗匠である、千玄室氏が本日未明に逝去された。享年102歳、まさに大往生、その報に接し、何ともいえない気持ちでいる。千玄室大宗匠は、学生時代からの親友(私がそう思っているだけかも …

新たな時代の価値観に向けて

 ゴルフクラブのヒットシリーズである「XXIO」(ダンロップエンタープライズ)の新商品のコピーに次のようなものがあった。「時代は変わった。仕事中心から、自分の時間優先へ。付き合い重視から、自分に心地よ …

no image

西山太吉元毎日新聞記者の他界に思うこと

 さる24日、毎日新聞元記者で、ジャーナリストの西山太吉氏が心不全のため死去した。享年91歳だった。西山氏は、佐藤栄作内閣の時、昭和47年に、沖縄返還を巡って日米間で密約があったとのスクープ記事をもの …