10年ぶりの最強寒波ということで、不要な外出を控えるという警告が出ている。我が家は、標高1,300mの森林の中にあり、冬場の寒さは半端ないが、この冬は、幸いにして雪が少なく、冷え込みもそれほどではないので、生活には支障なく助かっている。朝晩は結構冷え込むが、日中、日差しがあれば、室温だと暖房無しで15度くらいまでは上がり、むしろ快適なくらいである。それでも、明日あたりは、外気温が氷点下10度くらいまでは下がることが想定されるので、しっかりと防寒をして過ごす必要がある。
明後日から2日間、日本政策金融公庫の案件で東京出張になる。今日と明日は、基本的に外出はせずに、資料作成など内勤をすることにしている。自宅だとやはり暖房が行き届かないので、車で2分ほどのところにある、東急ホテルに行き、そこのラウンジで仕事をする時間が気に入っている。さすがに一流ホテルなので、置いている調度品類は立派で、暖房も程よく効いている。また、Wi-Fiも完備されていて、仕事をするには最適の環境である。
ついでに、隣接する「鹿山の湯」という温泉に入り、体を温めてすぐに帰宅すると、なかなかいい気分になる。東急グループが管理している別荘地なので、そういったインフラは充実してるし、メンテナンスもきちんとしている。冬の寒さは、かなり厳しいが、その分、夏の涼しさは得難い快適さで、ここに来てから7年余り、かなりの満足度で過ごしていて何よりである。「日々、森林の中で生活をして、森林のことを考えながら過ごす」という、林業関係者としてはあるべき姿だと思っている。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。