フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

響き合える友人との邂逅

投稿日:2021年3月1日 更新日:

 期末の仕事も、先日、実施した大分での支援案件の報告書作成を残すのみとなった。その構想を頭の中で整理しつつ、昨日、車で蓼科から三重県の津まで4時間かかって移動した。今日から、10年来のゴルフ仲間であるOさんと、ゴルフ合宿に入る。Oさんとは、10年前に、当時、入会していた葉山国際CCで知り合った。当時は、ベンチャー投資企業の専務をされていた。その後、独立して7年目に入っているが、しっかりと地に足をつけて、活躍されている。

 Oさんが独立した当時、年齢は3歳下だが、独立自営業者としては「先輩」である私の方から、独立自営に関する助言を、自分の経験を踏まえていろいろとさせてもらった。ずっと組織にいて、定年後に独立して成功した人を、私は殆ど知らなかったので、大手証券会社で華々しい実績を残してきたと聞いてはいるものの、Oさんがどこまでやれるか、正直、わからなかった。

 経営コンサルタントの世界は、独立して3年続けば5年続く、5年続けば10年続けられるという定理があると自分の経験も含めてそう思っている。Oさんの事業領域は、経営コンサルタント的なところもあるが、通常のコンサルタントの域に留まらず、M&Aのコーディネートや上場支援など、業域をどんどんと拡大していっているようだ。そもそも、私なんかとはやっていることのスケールが違う。

 昨夜は、ホテルのレストランで、「カニすき」に舌鼓を打ちながら、ゴルフ談義を中心に、積もる話をした。互いに「生き残ってこその」再会だということを自覚しつつ、こうして、一応元気で、好きなゴルフをともに楽しむことができることに、感謝をせずにはいられない気持ちで一杯なのだ。

 Oさんという、よき人生の先輩に出会い、いい刺激をもらいながら、私も日々、経営支援者として奮闘している。まだまだ、未熟な自分を自覚しつつ、そうはいっても、私の助言や支援を待望してくれている企業や経営者達に、心のこもった、そして役に立つ助言やサポートをしていくことで、自分自身も生き甲斐を感じている。「生きることは、生かされることだ」と日々実感している。

 ゴルフをしていなければ、Oさんのような素晴らしいビジネスマンと出会うことはなかっただろう。10年前の8月だったか、葉山国際CCのフロント前で、私がOさんに「一緒にやりませんか?」と声をかけたのが、嚆矢となった。以来、ゴルフ仲間として、親しく交流をさせていただいている。その意味では、ゴルフというスポーツにも感謝しなければならない。

-未分類

関連記事

森林施業プランナー育成に関して想うこと

 民有林において、一定の集約化をした上で、森林整備(≒木材生産)及び森林管理を担う森林施業プランナーの育成が始まったのが、平成19年度(事実上はその前年度)だったから、この取り組みはまもなく丸13年に …

久々の大阪の夜にて

 昨夜は、大阪で支援先の会議があり、チーム・フォレストミッションの湯浅勲さんと共に出席した。真に森林・林業で森林整備や管理、木材生産等を実践し、また、木材を活用するプロフェッショナル同士の言葉のやり取 …

若手経営者との実のある対話

 先週の経営者向け研修には、30歳代から40歳代の経営者が参加し、林業事業体の経営について、共に真剣に考える場となった。いつの頃からか、私の役割において、経営層に対して、経営というものを語り、現状の経 …

久々の遠出で気分も軽くなる

 このところ、オンラインでの研修やセミナー、助言などが多く、出張の機会も殆どなかった。昨夜、車で水戸まで4時間半かけて移動し、駅前のホテルに泊まった。水戸の駅前では、簡易な居酒屋で、若い人たちが楽しそ …

次世代の若い人たちのために

 私は昭和32年(1957年)生まれで、昭和の高度成長期、平成にかけてのバブル期の恩恵を少しは享受し、それなりに生きてこれた世代である。約10歳年長の「団塊の世代」のような「ラッキー」な人生を送ってき …