フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

安倍元首相暗殺 文春砲第三弾

投稿日:

週刊文春3月2日号

 昨日の夕方、軽く食事をしてから、ホテル近くのコンビニに寄って、週刊文春を購入した。文春砲第三弾はの見出しは、「安倍元首相暗殺 三つの死角」である。まず、毎週のように、「銃撃」ではなく「暗殺」と言い切るところに、週刊文春の一種の覚悟を感じ取ることができる。他の大手メディアは、正面から報道することもせず、まして、暗殺などという重要なキーワードを使うこともない。あれは、誰がみたって「暗殺」そのもので、その他の言い回しは、明らかに本質の部分から逃げているといわれても仕方がない。

 さて、表題の「三つの死角」だが、一つは、致命傷となった「疑惑の銃弾」の弾道が再現できないということ、二つ目が、銃弾がみつからないということ三つ目が、病院への遅すぎる搬送ということになっている。詳細は、記事に譲るが、個人的には、この三つの死角なるものに、それほどの関心を持つものではない。追及してもらいたいのは、山上被告の「真の動機」と「背後の人間関係」「事件前の彼の動静」などである。これらを徹底的に洗うことが重要だ。

 また、記事では、安部派の重鎮である下村博文元文科省や自民党治安・テロ対策調査会顧問でもある衛藤征士郎元衆議院議長のコメントが出ている。初回から、いろいろな国会議員や関係者のコメントを記事していて、今後も、回を重ねながら、この事件の真相究明にブレーキがかからないように、あるいは、この事件そのものが風化しないように、積極的な「参画」をしていってもらいたいと思っている。一介の国民である私などが、こういうところで、文春砲をフォローするのも、自分なりの真相究明への参画だと位置づけているのだ。

 週刊文春のこの連載が、まだまだ続き、新たな事実や証言が出てくることを期待している。しかし、文春砲の孤軍奮闘であり、取材のガードも固いと想定されるので、ネタが尽きたり、自社の判断で連載が終わってしまう懸念もある。大手メディアが、この事件を大きく取り上げない限り、国民の脳裏からは、どんどんと薄れて、やがて風化していくことになる。そして、山上被告の単独犯行とされて裁判で量刑が下されることで幕引きとなる可能性も現時点では高い。我が国が法治国家であり、警察が正常に機能し、また、メディアも「社会の木鐸」たるs使命を全うする、この事件の顛末は、そんな当たり前のことを否定する方向そのものだと思う。また、1週間、次号の内容に期待したい。

-未分類

関連記事

no image

兵庫バイオマス発電の事業停止に際して思うこと その2

 今回、チップ事業から撤退を申し出て、それがバイオマス発電所の事業停止になった、当事者である兵庫県森林組合連合会(以下、兵庫県森連)と知り合ったのは、今から17年前、2005年秋のことである。当時、私 …

no image

プロフェッショナルたる所以

 一昨日、三重県のゴルフリゾートに来て、早くも3日目を迎えている。昨日は、ラウンド後、そのまま、和歌山県・那智勝浦町の実家に移動し、両親と夕食を囲み、今朝、午前5時前に出発し、2時間半で今日プレーする …

ビートルズに嵌らなかった理由

 団塊の世代の人たちは、とにかく、ビートルズが大好きである。私と同年代や下の世代の人間でも、いまだにビートルズを信奉している者が多い。高校生の頃だったか、そういう人たちを、「洋楽派」などと言い、これに …

チームフォレストミッションの強みとは

森林施業プランナー研修や現場技能者研修をやっていて、つくづく実感するのは、プランナーも現場技能者も林業における技術者であり、林業を実践する人だということだ。そして、その現場で林業に従事する技術者に対し …

本格稼働再開、明日から

 明日は、安倍元総理の国葬式である。上京し献花だけでもと思ったのだが、急遽宮崎への出張が入り、中部国際空港から安倍さんへの想いを寄せることにしたい。7月8日に事件が起こり、まずは、「安倍ショック」の期 …