1年くらい前から、特に冬場に書斎代わりにしているお気に入りの場所がある、自宅から車で2分くらい、別荘地内にある「蓼科東急ホテル」の1階ラウンジである。前にも書いたが、調度品も立派で、Wi-Fiが入っていて、仕事の資料を作成したり、読書をしたりするには最適の場所である。だいたい、午後からホテルに隣接している温泉施設の「鹿山の湯」に入って体を温めてから、ここに移動し、珈琲を飲みながら2時間くらい過ごすことにしている。
写真手前の席に座って、fireで好きな音楽を聴きながら、pomeraで文章を作成し、それをパソコンに移行して資料を作成していく。そうこうしていると、2時間などあっという間に過ぎ去る。午後2時くらいからここにいて、午後4時過ぎには自宅に戻る。この時期は、閑散期でホテル内も割りと閑散としていて、ラウンジ内も程よい静寂に包まれていて、居心地がいいのだ。冬場の過ごし方の一つとして、ここでの時間はとても貴重なものになっている。
「物を書く」という営みは、アウトプットとインプットが融合する、とても充実したものになっている。思いつくままに言葉を紡ぎ文章にしていくことで、頭の中はかなり整理される。お気に入りの場所で、自分の好きなことをする時間は珠玉のもので、彷徨いの後に行き着いた境地といって過言ではない。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。