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親友の命日に彼を想う一日

投稿日:2025年2月2日 更新日:

 今日2月2日は、学生時代からの唯一の友人だった、伊住政和君の命日である。彼が亡くなって丸22年になる。存命であれば66歳、我が国を代表する文化人として、至高の佇まいになっていたに違いない。

故伊住政和氏

 例年、彼の命日には京都に行き、彼が眠っている大徳寺に墓参するのだが、明日は早朝から仕事に出かけなければならず、別の日に行くことにした。例年、彼の墓前に近況を報告し、しばし、天にいる彼と対話するのが慣わしになっていたのだが、今年はそれが叶わず、ここ蓼科にいて、彼のことを想う一日になった。

 出来れば、夢の中ででも彼に会えたらと思うし、その気持ちが通じるのか、この時期、彼が夢の中に出てくることがあって、そのたびに彼がまだこの世にいて、活躍しているかのような錯覚に陥ることがある。確かなことは、私の拙い活動を、彼は天からきちんとみていてくれるということだ。そして、「きみの信念に従って頑張れ」と常に励ましてくれる・・とても有り難いことだと思っている。

 

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