フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

別れと出会いの季節に

投稿日:

 3月末は、企業の人事異動や入社、学校の入学準備などあり、人の動きが急になる時期である。思い起こせば、自分自身もこれまでの人生で25回の引っ越しを経験した。前にも書いたが、そのたびに「引っ越し貧乏」になったことは否めない。直近の引っ越しは、2015年、今から10年前のことだった。高校を出てから、10年間、一カ所で生活したというのは初めてのことで、この蓼科の地が「終の棲家」になる様相となり、それはそれで、ベターなことだと思ったりしている。

今朝の自宅前の様子(3月24日午前9時16分頃撮影)

 この地に来て、今年10月で丸10年になる。振り返ると、あっという間の10年だったが、コロナ禍を含め、実にいろいろなことがあり、50歳代後半だった私は、60歳代になってなお自分の活動と生活を続けている。この10年間に知り合い、交流を深めた人も多く、年を追うごとに、それは厚みと深みを増しているという実感がある。私のような自営業者にとって、良きパートナーの存在は極めて貴重で、とても有り難い存在である。また、普段の生活や趣味のシーンにおいて、気の置けない友人や仲間の存在もまた貴重である。

 今週の活動は、そういった状況を凝縮したような内容になっている。今日は、一つの案件の節目になり、それが終わってから、2泊3日の出張に出かける。移動の車を運転してくれるスタッフがいて、スケジュール管理もしてもらっている。そして、出張が終わって蓼科に戻ってくると、人事異動で蓼科を去ってゆく人の歓送会に臨んだり、転職する人の「激励会」を知人とともに主宰したりする予定が入っている。週末は、こちらで知り合ったゴルフ仲間と春のラウンドを楽しむことにしている。そうこうしているうちに、4月を迎え、蓼科もどんどん春に向かっていく。「別れは出会いの始まりである」という定理を胸に刻みつつ、人の縁というものを、これからも大事にしていきたいと思っている。

-未分類

関連記事

本格稼働再開、明日から

 明日は、安倍元総理の国葬式である。上京し献花だけでもと思ったのだが、急遽宮崎への出張が入り、中部国際空港から安倍さんへの想いを寄せることにしたい。7月8日に事件が起こり、まずは、「安倍ショック」の期 …

no image

梅雨入りは、仕事入りの時期

 今年は、梅雨の到来が例年よりも早くなりそうで、ここ蓼科も、昨日あたりから、そういう梅雨を思わせる天候になっている。ただしかし、ここの梅雨は、ジメジメとした感じはなく、雨が夜に降ったり、それほど湿度が …

ゴルフコース内の神社で祈る

 蓼科東急ゴルフコースには、コース内に「鹿山神社」という小さな祠(ほこら)がある。アウトコースの5番ショートホール、ティーグラウンドの後ろに建っているのだが、私はここに来るたびに、この神社に深々と頭を …

人間の縁は、げに深淵なるもの

 私自身、これまでの人生で、私生活はともかく(離婚経験が複数回ある)、ビジネスにおいては、人の縁をことさら大事にしてきたと自負している。曰く、「人の縁とは、先方から切られた場合は仕方がないが、自分から …

『なごり雪』を聴く季節

 2月もあと2日になった。外気温は、氷点下6度で、この辺りの寒さも緩んできた感がある。伊勢正三の名曲中の名曲、「なごり雪」メロディが自然と浮かんでくる季節になった。「春がきてきみはきれいになった。去年 …