フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

春の足音が聞こえたような・・・

投稿日:

 今日も、蓼科高原カントリークラブに行き、レストランで珈琲をのんだ後、天然温泉に入り、脱衣場で軽くストレッチをして、再度、レストランに行き、珈琲のおかわりをして、店員さんとしばし雑談をして帰ってきた。コースの方は、一昨日の降雪でかなりの雪が残り、土曜日までクローズとなり、次回のラウンドは23日の日曜日ということになった。しかしながら、気温も上がり、ゴルフ場周辺には、春到来の足音が聞こえるような風情になっている。

蓼科高原CCすずらんコース NO1ティーから八ヶ岳連峰を望む

 今朝、自宅の裏庭(共有地だが)を見上げると、「シジュウカラ」と思しき小鳥が樅の木の枝にとまって、甲高い囀りをしていた。よく聴くと、なかなか可愛らしい囀りで、しばらく聞き入ってしまった。考えてみれば、小鳥の囀りなどに耳を傾けることなど、蓼科に来てからこのかた、殆どなかったかもしれない。こういうところにいる愉しみといえば、四季折々の風情に触れるということなのだが、日々のことに埋没してしまい、心の余裕がなかったのだと、今更ながらに嘆息する思いだ。

 そんな自分自身の「余裕のなさ」を教えてくれる、四季折々の風情に対して、感謝の念を持つべきであり、常に、自身を客観視しながら、戒めをもって目の前の事象に接していくことが大事だと思うことしきりである。「自己の存在」というものを常に意識しつつ、あるべき姿を模索しているつもりではあるが、照準が定まらなかったり、空回りしたりしている。その間にも、時間は刻々と経過し、季節はどんどんと移り変わってゆく。人間は、どこまでも愚かであるが、愚者なりに馬齢を重ねながら生きていくという営みはこの先も続いてゆく。

 

 

-未分類

関連記事

地域の森林管理は地域で主体性を持ってやるべき

奈良・吉野の皆伐跡地(2023年11月8日撮影)  国の森林環境税が、来年4月から施行され、地域における森林管理の「ピン止め」の始まりになる。森林経営計画でカバーできない特に人工林を、森林環境税による …

研修もコンサルティングの一環であるという恩師の金言

 昨日、信州・蓼科から車で8時間かかって、鳥取県・倉吉に移動し、今日から森林施業プランナー育成研修に臨んでいる。今回は、メイン講師に多野東部森林組合理事・参事の浦部秀一郎さんを迎えて、横山繁樹講師、フ …

皆伐・再造林の取り組み

先日訪問した、長野県のある森林組合では、資源の成熟に伴い、搬出間伐をする林分が殆どなくなってきたことから、4年ほど前から、町有林や共有林を中心に皆伐・再造林の取り組みを本格化させている。林産班が、伐採 …

経営コンサルタントという職業についての内面での葛藤

 私の職業は、企業や団体等の経営者に、経営における課題や問題の解決や改善についての助言をする、いわゆる、経営コンサルタントというものである。前にも何回か書いたように、この職業に就いている者は掃いて捨て …

秋を感じる夕暮れ時に・・・

 全国的に猛暑が続いている。ここ蓼科は、日中こそ、かなり暑くはなるが、朝晩は18度くらいまで気温が下がり、ずいぶんと過ごしやすくなってきた。先ほど、夕食を摂り、ふと外に出てみると、非常に心地よい「爽風 …