フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

春は、すぐそこまで来ているが

投稿日:

自宅の裏山の様子(2024年3月21日撮影)

 2日続けての降雪となり、春分の日を過ぎても、この辺りはまだ冬の様相を呈している。昨日の朝は、スコップでヴィラ入口付近とゴミ庫前の雪掻きをした。写真は、自宅ヴィラの後背地にあるカラマツ林である。5年前のこの時期に、搬出間伐をしたのだが、施業のやり方があまりにひどかったため、管理者に抗議をして、林地残材等の片づけなどを要請したことがある。施工をした業者は、住宅が上下にあるというのに、荒っぽい作業道を入れて、専ら太いカラマツを伐採し、写真のように、劣勢木ばかりが目立つ、「貧相な森林」にしてしまった。

その顛末については、当時、このページにも書いておいた。別荘地内の森林は、植林した人工林であっても、生産林ではない。環境林ないし景観林、機能別でいえば、水源涵養、防災というところを重視して森林整備にあたるべきだ。その後、2年前にも、別荘地内の別のところで、同じ業者が出鱈目な間伐をやっていたので、その時は、私が別荘オーナーとして、また、林業に関わる者として、猛烈に抗議したら、その業者は逆切れし、悪態をつき、それっきり姿をみせなくなった。結果的に、私がその業者を追い出した形になったのだが、格好よくいうと、あのまま、その業者があんな調子で間伐もどきの「乱伐」を続けていたら、ここ蓼科東急リゾートタウンの美しい森林は、取り返しのつかない姿になり、別荘地としての価値が毀損されていたに違いない。

 後背地の森林をみて、思わず、5年前や2年前の森林整備のことを思い出した。森林・林業に関する知識がない人間ならば、写真のようなカラマツ林をみても、何ら問題意識を持たないだろう。幸いにして、この20年間、私は全国各地に赴き、林業事業体の経営支援や人材育成に携わりつつ、実務者や研究者の人たちと一緒に現地の森林をみる機会に恵まれた。写真の森林などは、「やってはいけない間伐」の典型のような事例だ。しかし、林業を専門にしている事業者と、施業の良し悪しに関してやり合うには、こちら側に相当の専門知識と見識、そして勇気が備わってなければならない。

 閑話休題、今回の降雪で、この近辺における春の到来はもう少し先になりそうだ。自宅から車で2分ほどのところにある、「蓼科東急ゴルフコース」は、通常であれば、すでに営業を始めている頃だが、今年は降雪と積雪が多く、このままだと3月30日(土)にオープンできるかどうかという状況だ。昨年、このゴルフ場に入会し、今年は、歩いてでも行ける、このゴルフコースでのゴルフライフを存分に楽しもうと思っているところで、今季の初ラウンドは、いつにしようかと楽しみにしているところだ。

 蓼科に転居して、9年目に入り、冬場の厳寒(気温がマイナス15度まで下がる)にも、体が慣れてきたところだ。温暖な和歌山県・紀南の生まれなので、とにかく寒さには弱く、かといって、東京や大阪などの都会の真夏も苦手で、総合すると、ここに来たのは正解だったと思っている。4月中旬あたりから11月中旬くらいまでの7か月間、とりわけ、真夏はとても過ごしやすく、その分、冬の厳寒は所与のものとして耐え忍ぶしかないのだ。個人的には、その冬が終わった早春、こちらでいえば4月初旬から中旬ごろになるが、この季節が気に入っている。あと10日もすれば、その季節になるのだろう。

 

 

 

-未分類

関連記事

若手経営者との実のある対話

 先週の経営者向け研修には、30歳代から40歳代の経営者が参加し、林業事業体の経営について、共に真剣に考える場となった。いつの頃からか、私の役割において、経営層に対して、経営というものを語り、現状の経 …

東京に向かう車中にて

 予定よりも一本早い「あずさ号」に乗り、東京に向かっている。明日、新木場の木材会館で開催される「令和6年度林業イノベーション現場実装シンポジュウム」に参加するためである。今回は、「技術は林業の未来を変 …

水温む頃、雪解け水の癒やし

 自宅の近くの道脇に、小さな渓流がある。年中、清らかに水が流れていて、散策の途中に立ち寄って、しばし、そこで思索をしたりする。以前、近所にいた人が、「ここは、僕のオアシスなんだよ」と言って、そこでタバ …

中学時代にアルバイトをしたゴルフコースに行く

 一昨日、蓼科から車で7時間かかって、和歌山県・那智勝浦町の実家に移動した。1月以来、約半年ぶりの実家滞在になる。父は93歳、母は91歳になり、まだ、何とか自分たちで生活をしているが、とにかく高齢なの …

映画カサブランカにみるダンディズムの極致

映画「カサブランカ」の画面  毎年、GW中はどこにも行かず、自宅で過ごすことにしているが、この期間に欠かさずやっていることがある。それは、映画鑑賞だが、「カサブランカ」という名画を少なくとも3回は観る …