今日は、提出期限間近の原稿を仕上げたり、苦手な事務仕事をしたりで、あっという間に一日が過ぎた。昔、小椋佳と井上陽水が歌った「白い一日」のような感じで、「僕の一日が過ぎていく」のだが、気がつけば、奈良・東大寺の「お水取り」の季節になり、ここ蓼科も春の風情になりつつある。取り敢えずは、今年度の仕事が無事終わり、この1年は、コロナ禍の中といいつつ、結構、いいこともあったので、まず良しとしないといけないと思っている。
仕事が一段落した、この時期の愉しみといえば、まずはゴルフである。ホームコースである蓼科高原カントリークラブは、土曜日からプレオープンとなって、休日はすでに予約で満員とのことだ。寒い時季は、どうしても運動不足になるので、そろそろ、足腰を鍛え直すことから運動を再開しなければならないと思っている。ゴルフのクラブにも、11月末から触れていなかったので、ずいぶんとゴルフから遠ざかっているような気がする。
自宅から車で30分くらいのところに、昨年、最新鋭の計測器などを装備したゴルフ練習場がリニューアルオープンした。「モリッパ」という名前のゴルフ練習場で、先週あたりから2回ほど行ったのだが、これが都会の練習場と比べても遜色のないグレードで、とても気に入っている。こちらで親しくしている男子プロゴルファーも、ここでレッスンをしており、また、練習場自体が彼のスポンサーになっているということだ。ここは、時間制で、私は1時間そこにいて、だいたい150球くらい、自分のペースでボールを打つことにしている。
ゴルフについては、近畿放送の東京支社に勤務していた、1986年頃に、仕事で必要になるからと、当時の上司から無理矢理にやらされたものだ。当時は、景気もよく、広告主や広告代理店主催のコンペが目白押しで、接待ゴルフも頻繁にあった。ゴルフを始めた頃、私は29歳だったが、やってみると面白く、やればやるほど上手くなることもあって、すっかり病みつきになってしまった。
しかしながら、近畿放送を36歳で退職し、独立してからはゴルフなどやっている余裕もなく、実に17年間、ゴルフを封印することになった。満を持して再開したのは、今から12年前、54歳の時だった。それから、そのブランクを埋め合わせるべく、ゴルフには懸命に取り組んでいるという訳だ。とにかく、一生懸命仕事をして、その傍らで、ゴルフに興じるというスタイルがベストだ。少なくとも、あと10年くらいは仕事にもゴルフにも、全力で打ち込めるだろうということで、仕事が一段落した今月と来月などは、冬場の生活で鈍った体を鍛え直しつつ、本格的なゴルフシーズンに向けてテンションを上げていくことになる。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。