フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

文春砲第二弾、広がる疑念

投稿日:2023年2月16日 更新日:

 今日発売の「週刊文春」(2月23日号)に、安倍元首相「疑惑の銃弾」の第二弾が掲載されている。見出しが、写真のように、 【 昭恵夫人 暗殺映像を再生し「変ですよね…」 】 である。昭恵夫人以外にも、小野二郎元首相秘書官や岸田政権の現職閣僚、安倍派の山田宏議員、警視総監経験者などが、文春の取材に対して、警察の捜査や現場検証などに疑念を示すという内容になっている。

 記事の中で、警察庁関係者の話として、警察側がいまだに保管しているという、当日、安倍元首相が着用していた背広の正面ボタン周辺に「六つの穴が開いていた」とのことだ。この穴は、安倍元首相の身体をかすめた複数の弾が、左右の襟を通過するなどして、それぞれ一つ以上の穴を開けたものと思われます。」とその警察庁関係者が言っているとのことだ。

 山上被告が、手製の散弾銃に模した銃のようなもので、発射したパチンコ玉のような弾が、その前の空砲で振り返った安倍元首相の背広をかすめたということが、この証言によって理解できる。しかし、そうなると、右頸部から入射して、致命傷になったとされる銃創の説明が全くつかないことになる。その意味で、この新たな証言は、文春記者のお手柄といって過言ではない。

 他の大手メディアは、今のところ、文春の記事を後追いする気配はなく、この事件に重大な関心を持つ者としては、第三弾以降の続報に大きな期待をするところだ。それは、例えば、山上被告の事件前の仕事場や私生活での行動、あるいは、山上被告の母などの親族への取材などを通して、彼の背景を徹底的に洗うことによって、また、新たなものが見えてくるのではないかと思っている。

 いずれにせよ、週刊文春の独走状態になっているものの、この事件に対して、山上被告の公判を前にして、今回の記事に登場した人たち以外にも、立場のある人達が、「どう考えても、この事件はおかしい」という疑念の声を澎湃と挙げていくことで、真相に迫る証拠や証言が次々に出てくることを期待したい。そして、我々のような市井の人間も、この事件を風化させないように、勇気を持ってこの事件に言及し、「国民としての知る権利」というものを前面に出していくべきだ。我が国が、まだまだれっきとした法治国家であり、社会正義を保守するメディアが機能する国だということを信じるためにも…。

-未分類

関連記事

参院選挙の先に新路はあるのか

 今月20日は、参議院選挙の投票日である。我が家は、今週あたりに期日前投票に行くことにしている。今回の参議院選挙の争点は、「減税をするか否や」というところに収れんしているきらいがあるが、ことの本質は、 …

no image

ちょっとした小旅行で…

 今週は、研修案件が入る想定をしていたが、延期になった。それで急遽思い立って、独りで小旅行を企画し、昨日、蓼科から千葉県の野田市まで、約4時間かかって車で移動し、現地のホテルに泊まった。今日は、名門の …

期末案件完了し、しばし余暇へ

 今日は、提出期限間近の原稿を仕上げたり、苦手な事務仕事をしたりで、あっという間に一日が過ぎた。昔、小椋佳と井上陽水が歌った「白い一日」のような感じで、「僕の一日が過ぎていく」のだが、気がつけば、奈良 …

蓼科東急サロンという「楽園」

 蓼科東急リゾートタウンに移住してから今年の10月で丸9年になる。個人的には、蓼科の地や長野県とは縁もゆかりもなかったのだが、10年前の秋に、鹿島建設の石川洋さん(現副社長)に誘われて、この地を訪れた …

森林施業プランナー育成への想い

森林施業プランナー育成研修の最中なので、森林施業プランナーについて触れようと思う。森林施業プランナーは、林業における、重要三人材(他は森林総合管理士・現場技能者)に位置づけられている。私は、専ら、森林 …