このところ、オンラインでの研修やセミナー、助言などが多く、出張の機会も殆どなかった。昨夜、車で水戸まで4時間半かけて移動し、駅前のホテルに泊まった。水戸の駅前では、簡易な居酒屋で、若い人たちが楽しそうにビールを飲む姿をみた。私も久しぶりに、焼き鳥を肴に生ビールをとも思ったが、そのままホテルの部屋に直行し、部屋でウイスキーをチビチビやっているうちに眠ってしまった。
朝、起きたら水戸は快晴だった。ホテルの1階で、洋食のモーニングを食べて、コーヒーを2杯飲んだ。独りの時間は貴重である。チェックアウトが11時なので、もう少し部屋でゆっくりしてから出かけようと思っている。いま、書きかけの原稿があり、2時間くらいパソコンに向かうことができる。本にする予定の原稿で、12万字くらいの想定で、ワードで作成している。最近は、喋るということよりも、書くという作業の方が気にっている。元々、報道記者出身で、作家志望でもあったので、原点回帰と云えるのかもしれない。
コロナ禍もようやく一定の収まりをみせているので、やっとあちこちに出張できる環境になりつつある。幸いにして、健康状態はいいので、精力的に活動していこうと思っている。やはり、オンラインよりも実際に現場に足を運び、相手の顔をみながらやりとりをするのがベストである。コロナ禍で、そのことを再認識したところだ。但し、リモートワークで済ませて支障のない部分は、そういう形が定着していくものと思う。
それにしても、自分で車を運転して、遠くに行き、そこで充実した時間を過ごすことができるというのは、やはり僥倖そのものだと思うのだ。それに、どこにいても、携帯とネットがつながっていれば、それなりの仕事ができる。便利な時代になったものだ。そこで重要になるのは、とにかく健康管理のみ、元気であれば、何とかなっていくものだ。気がつけば、私も64歳になった。自らの言動に責任を持ち、確かな理念を持って行動していかなければならない年齢になった。いい仕事を積み重ねつつ、自己実現の世界にも向かっていくような、活動を続けていきたいと思っているところだ。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。