フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

より深く、より高く

投稿日:

 昨日と今日、山梨県で開催した、「経営力向上事業」では、県内から集まった林業事業体の経営者・経営管理者に対して、経営コンサルタントとして20年余りの期間で培ったノウハウを駆使した講義や実習などを提供した。その研修事業自体に力が入り、会場内がそれほど暑くなかったのに、ワイシャツに汗が染み出すほど、熱が入ったものになった。

 それぞれの事業体は、それぞれ、さまざまな問題を抱えている。SWOT分析の実習をしながら、当面のやるべき取り組み(課題)を自ら設定していただく。その過程で、各事業体の経営者や経営管理者といろいろなやり取りをする。少しでも、彼らの課題解決につながるような助言をするべく、私の頭の中はフル回転になる。個々の項目について、「より深く」掘り下げて、 県の普及指導員も加わり、 取り組むべき「解」を一緒に考える。

 私は「きっかけ作り」をする役割でいい。継続的にサポートするのは、普及指導員や森林組合であれば連合会の人達である。しかしながら、そうはいいつつも、私としては、表層的、一般的なところに留まらず、より具体的に助言をするし、本質的な部分に踏み込むことも厭わない。それは、結果として、その事業体の経営が良くなって欲しいからであり、より高いところに昇っていって欲しいからだ。森林・林業の世界に通暁した、林業経営コンサルタントとしての私にしかできない領域だと確信するからに他ならない。

 「能力と意欲のある経営体」と定義されている、森林組合と民間事業体に、より深く、そして具体的な助言をしていきたい。そういう思いが日に日に強くなっていることを実感している。コロナ禍がもたらしリモートワークの浸透は、その思いを面的に展開する起爆剤となってくれるだろう。まだまだ、やるべきことがたくさんある、そう思うと何か「熱いやる気の塊」のようなものが、心の中に沸々と滾ってくるのだ。

-未分類

関連記事

蓼科移転10年を独りごち祝う

 東京・日本橋の事務所と横浜市保土ケ谷の自宅を蓼科に移転したのが、2015年10月8日だった。昨日でちょうど丸10年になった。縁もゆかりもない、長野県・蓼科によく来たものだと今でも思うが、「人間万事塞 …

若手経営者との実のある対話

 先週の経営者向け研修には、30歳代から40歳代の経営者が参加し、林業事業体の経営について、共に真剣に考える場となった。いつの頃からか、私の役割において、経営層に対して、経営というものを語り、現状の経 …

伝説の作家、原寮氏の逝去…それで、思い出したこと

原寮氏の最新刊 「それまでの明日」(2018年3月)早川書房刊  ハードボイルド作家として、人気のあった、原寮氏が、今年5月に亡くなった。享年76歳だった。直木賞作家だが、寡作(長編小説は6作品のみ) …

ささやかな我が書庫から その1

 気に入った本を次から次に買って、本棚に収納し、気の向くままに読みたい本を取り出して読書に耽る。そんな営みの始まりはいつだったのか、よく考えると、大学2回生の時、同じ学部学科で、同級で親しくしていた、 …

緊張と集中と弛緩と休息

 今週も、火曜日から3日間出張となり、体はともかく頭はフル回転で、自分自身の役割をそれなりに遂行してきたところだ。仕事モードに入っている時は、やはり気が張っており、かなりの緊張状態で案件に臨んでいるし …