フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

親しい友人との久々の邂逅

投稿日:

 ここ14年ほど、親しくさせていただいている、鹿島建設副社長の石川洋さん夫妻が、久しぶりに来寥し、昨日は蓼科高原カントリークラブでラウンドした後、蓼科BASEにある「エプロンマーク」で、妻も交えて会食した。石川洋さんの夫人、真澄さんと妻の並子は、30数年来の友人で、石川洋(以下洋さんと呼ばせていただく)さんと初めてお目にかかったのも、妻を通じてだった。ところが、いろいろと話をしているうちに、洋さんが、私の学生時代からの親友だった、伊住政和君(故人)と親しくしていたことを知った。同じ人物と親しく交流をしていたという共通点があって、それから、いろいろと交流をさせていただいている。

石川洋(写真右)さんと久しぶりの邂逅(7月20日@蓼科・エプロンマーク)

 茶道裏千家家元二男の伊住(千)政和君とは、同志社大学文学部文化史学専攻の同級生(1977年入学)で、二回生の時に英語の授業で知り合い、学生時代の3年間は、彼とずっと一緒に行動し、彼の父である千宗室家元(現千玄室大宗匠)千登美子夫人にも、とてもよくしていただいた。礼儀作法を全くといっていいほど知らなかった粗野な学生をまるで息子を躾けるように指導していただいたこと、卒業後、近畿放送に入社する道筋をつけていただいたことなど、感謝の念に絶えない。政和君が2003年2月、44歳で亡くなるまで、私は25年間、本当にいいお付き合いをさせていただいたと思っている。

 一方、洋さんは、伊住政和君を囲む、政財界・文化人の親睦組織である「三々会」の世話役として、長年、政和君と親しく交流したとのことだ。三々会とは、昭和33年年度生まれの人たちで構成されている、いわば伊住政和君の応援団のような組織で、関東と関西で例会を開催して、会員相互の親睦をはかっていたようだ。私自身は、その会の存在は知ってはいたが、彼らよりも1歳年長の昭和32年生まれということで、入会資格がなかった。

 私が2015年に蓼科に活動拠点を移してから、洋さんは時々、時間をみつけては蓼科に来てくれるようになった。また、彼の別荘が軽井沢にあり、蓼科から車で二時間半ほどで行けるので、妻と一緒にお邪魔することも多かった。洋さんは、森林・林業にも詳しく、自身でも北海道や岩手県内に広大な森林を所有している、いわゆる大規模森林所有者である。初めて出会ってから、会うたびに「これからは林業の時代ですよ」と彼は励ましてくれた。そういう言葉に励まされながら、14年の歳月が流れ、林業界も世代交代しながら新しい時代に入りつつあり、いろいろな意味で、彼の言うとおり、チャンスも到来しているものと思う。

 石川洋さんとは、故伊住政和君がその縁をつないでくれたものと、天国にいる彼に感謝をしているところであり、洋さんと会うたびに、政和君の思い出話をしては、いろいろな話をしている。いつまでも、友人達の心の中で、彼は生き続けるだろうし、私自身も、彼のことは一生、心の友として思い続けながら、できれば彼の分も社会に貢献できるように、自分の専門領域の中で奮闘していきたいと思っている。

 

-未分類

関連記事

久々の東京で…

 昨日は、朝8時前に自宅を出て、JR茅野駅から「あずさ号」に乗り、東京に向かった。茅野駅のあたりは、標高800mくらいだが、昨日の朝は、とても涼しかった。しかし、新宿駅に降り立った瞬間、目が眩むような …

今年の目標は、出張100箇所訪問

 今日午前中、妻が東京の友人に会いに行くということで、茅野駅まで車で送っていった。10時半くらいに戻ってきて、WBCをテレビで観戦し、その勝利を確認した後、自宅から東急蓼科ゴルフコースまで散策した。今 …

読書の愉しみを再び識る

 このところ、読書の意欲が一段と高くなってきており、仕事の合間や休日に読書に耽溺する時間を積極的に確保している。改めて考えると、「読書ができる環境にあるのに、これをしないということは、この世に生きる人 …

お盆までの時間的距離

 昨日、宿泊先のホテル内にある中華料理店に入り、夕食を摂ったのだが、「青椒肉絲」や「エビのチリソース」「海鮮炒飯」など、美味な一品が多く、雑談をしながら、夕食のひとときを楽しんだ。出張先での楽しみは、 …

no image

良き経営バランスの若手経営者に期待する

 さる3月27日に亡くなった父の埋葬があり、和歌山県・那智勝浦町の実家に滞在している。明日まで滞在して、明後日の朝、東京に向けて出発する。今回は電車での移動になるので、東京までは長旅になる。今期に入っ …