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この1ヵ月のふりかえり

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故郷・和歌山県那智勝浦町の遠景

 気がつけば、10月も下旬になり、ここ蓼科は、紅葉の季節となり、ほどなく晩秋に向かおうとしている。時の経過は、人間の営みの都合と関係なく、どんどん前に進んでいく。先月末に、三重の津に行き、森林アカデミーで講義をして、その足で故郷に戻り、年老いた母と束の間の時間を過ごした。高校の同級生との再会もあり、その際、かつて交際していた同級生の女性が今年初めに逝去したことを知った。享年65歳、高校を出てから彼女がどういう人生を歩んだのか、知る由もないが、すでにこの世にいないとなると、少し神妙な気持になった。

 今月は、蓼科において、千客万来だった。彼らを迎えて、一緒に食事をしたり、ゴルフをしたりしていたら、あっという間に、下旬になってしまった。紅葉前の季節は、私が1年で最も好きな時季だ。空気が乾いていて、セーター一枚で過ごすことができるこの時季は、季節の食べ物もおいしく、京都にいた学生時代から何となく愉しく、読書をしたり、音楽を聴いたり、散策をしたりと、思いのままに過ごすようにしている。

 今月8日に、谷村新司氏が亡くなった。74歳だった。昭和23年生まれ、私よりも9歳年長である。アリスの時代から、レコードをよく聴いたが、彼の曲をいいなと思ったのは、つい最近のことで、若い時は、それほど感銘を受けなかった。むしろ、吉田拓郎氏とか「かぐや姫」の方が、私の心には響いたのだ。谷村さんの曲がいいと思いだしたのは、おそらく、5年くらい前からだと思う。自分自身も60歳代になり、人生の機微というものが、少しわかってきた時期に、谷村新司さんの曲を聴いて、心の中でそれを噛み締めるようになった。彼が作詞した「遠くで汽笛をききながら」という曲が最も好きで、私自身のギターの弾き語りの定番曲でもある。

 それから、17日に事実上のスタートをした、「日本保守党」の旗揚げには、大きな刺激を受けた。共同代表となった作家の百田尚樹氏は、同志社大学の2年先輩、彼は、学生時代から有名人だった。LGBT理解増進法の成立に激怒し、新たな保守の政党を立ち上げると公言、そして、有本香氏とともに、有言実行で政党を立ち上げ、活動を始めた。その勇気と実行力には、尊敬の念しかない。政治を評論したり、批判するだけならば、誰でもできる。しかし、実際に政党を立ち上げて、政治活動をしていくというのは、簡単にできるものではない。

 昨日、彼らは新橋の駅前で、演説会を開催したが、約1万人の聴衆が集まったとのことだ。共同代表に就任した河村たかし名古屋市長もそこに駆け付けた。彼は75歳だが、言葉の端々で、再度国政を目指すという意欲をみせている。百田氏は67歳、有為な若い人たちを発掘・輩出しながら、あと10年頑張ると言明している。私は66歳、百田氏や有本氏の勇姿をyou tubeでみながら、「自分も自分の分野(森林・林業)で、まだまだやらなければならないことがたくさんある」と思い、あと10年間、精一杯やってみようと、決意を新たにした。その活動の芽は、確実に目の前に存在している。少しでも、社会のためになる活動をしていきたいと思う。

 

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