フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

ギター弾き語り50年の重みとは

投稿日:

 ギターの弾き語りを始めたのは、中学1年の秋だった。その春、和歌山県・那智勝浦町の地元の中学校に入学したばかりの頃、ラジオから流れてきた、吉田拓郎の「夏休み」に衝撃を受け、何故かギターが弾きたくてたまらなくなった。そして、初めて買ったレコードが、北山修&加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」だった。いわゆるドーナツ盤というもので450円だったと記憶している。

 しかしながら、ギターがないことには始まらないので、自分でアルバイトをして購入資金を稼ぐことにして、町内の山深いところあるゴルフコースにキャディのアルバイトに日曜日ごとに通った。半年ほどで2万円貯めて、それを原資にして、通信販売で1万5,000円の安物のフォークギターを買った。そのギターで、吉田拓郎とか井上陽水の曲を我流で練習したのだった。楽譜も買ったが、殆ど理解できなかったので、専らラジオの音をカセットテープに録音して、「耳コピー」で弾いた。吉田拓郎の「旅の宿」のイントロを自分なりにコピーできた時などは、妙に感激したことを鮮明に覚えている。

愛用のマーチンD-45

 いま、専ら使っている愛用のギターは、マーチンD-45である。7年前に中古で買ったものだが、昨年夏に突然底板に亀裂が入り、半年がかりで専門の工房で修理をしてもらい、相変わらずいい音を鳴らしている。この50年間、ギターは何台か入れ替わったが、片時もギターを離さず、喜怒哀楽の中で、ずっと弾き続けてきた。換言すれば、ギターは、いつも私のそばにいて、慰めたり励ましたり勇気づけたりしてくれた。

 林業もそうだが、ギターの弾き語りは、長くやればやるほど味が出てくる。継続こそ力、好きこそものの上手の喩え通り、やり続ければ、それなりに上手くなるものだと思う。自分で作詞作曲したオリジナル曲も、かなりの数になったし、弾き語り歴50年を期して、そういった曲を世に出していこうと思い立ったところで、来月を期して、you tubeのチャンネルを開設して、発信をしていくことにしている。私のオリジナル曲は、圧倒的に「男女の別れ」をテーマにしたものが多く、失恋したり離婚したりした経験を持つ人達には共感してもらえるかもしれない。仕事の方も60歳を超えて、だんだんと肩の力が抜けてきた感があり、ギターの弾き語りについても、そう気負わずに、また、楽しくやっていければいいと思っているところだ。

-未分類

関連記事

チームフォレストミッションの強みとは

森林施業プランナー研修や現場技能者研修をやっていて、つくづく実感するのは、プランナーも現場技能者も林業における技術者であり、林業を実践する人だということだ。そして、その現場で林業に従事する技術者に対し …

森林所有者の無関心化には加速がかかっている→時間がない

 森林組合の経営診断などで、組合員のヒアリングをすることが多いが、そもそも、そういうところに出てくる人は、まだ、森林に対して関心を持っている方である。父親が植林をしたとか、自分自身も若い頃は、下刈りと …

正しいことを普通に実行する

 報道によると、山梨県森林組合連合会が運営する共販所(木材市場)で、連合会自身の不正入札があり、会長以下の役員が管理監督責任をとって辞任、当該職員が停職などの懲戒処分となったということだ。明日から、山 …

ビートルズに嵌らなかった理由

 団塊の世代の人たちは、とにかく、ビートルズが大好きである。私と同年代や下の世代の人間でも、いまだにビートルズを信奉している者が多い。高校生の頃だったか、そういう人たちを、「洋楽派」などと言い、これに …

団塊世代は同世代の狂気の愚行に何を思うのか

 今日、末期がんで死んだ、東アジア反日武装戦線の桐島聡と思しき男は、報道の限りだが、本人に間違いないだろう。神奈川県藤沢市の工務店に40年くらい住み込みで働いていたとのことだ。ということは、10年くら …