21日から3日間、車での出張だった。出張先での会合では、かなり緊迫した場面もあったが、結果的には、いい手応えで一段落し、さらに前に進むことになった。「我が国唯一の林業専門の経営コンサルタント」という看板は伊達ではないということで、今回の事業はそういう関門を潜りながら、自分なりに、誇りを持ち胸を張って、公式の場に臨んでいるところだ。一度、請け負った限りは、できる限りのことをしていく、これのみである。無論、できもしないことを安請け合いすることは決してない。
長距離移動と出張明けの今朝は、やはりかなりの疲れの残存を自覚し、特に予定がなかったので、ゆっくりと起きて、朝食を摂り、それから自室で、しばらくギターの弾き語りをして、声を出し、体調を整える取り組みのスタートとした。それからゴルフの練習に行こうと思い、ホームコースに預けてあるクラブを取りに行った際、フロントで「今日は午後からならラウンドできますよ」と言われ、午後1時頃から、キャディ付きの薄暮ラウンドに臨んだ。

出張時は、どうしても運動不足になりがちなので、ゴルフコースでは、プレーも大事だが、とにかく、よく歩くことにしている。春の日差しを浴びつつ、芝の上を歩くと、体の中にいいリズムが生まれてくるような気がしていい感じになる。森林・林業のことを、始終考えることもありだが、その合間に、こういう時間を過ごして、「健全な頭の状態で」林業のことを想うことが大事だと、近頃、そう思うようになった。マニアックになりすぎて、大事なことがみえなくなる、そんな事象もままあるのだと思う。
今週末から、最長11連休に突入することになる。私には無縁のことだが、休めるときには、しっかりと休んで、英気を養っておくべきである。親しい人たちとゴルフを楽しむ時間もあり、会食する機会もある。平日は、当社内の会議を予定しているし、家族と過ごす時間も大事である。特別なことをするわけでもなく、この連休は、基本的に蓼科にいて、高原の春を楽しみながら、心豊かに過ごしたいと思っている。

株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。