ゴルフのホームコースである、蓼科高原CCは、今週日曜日までが通常営業で、月曜日からは冬季営業に入っている。この期間は。降雪や積雪がない限りはコースは通年営業することになっているが、一旦、雪が積もると数日間はプレーはできないため、この時季以降は、事実上のクローズとなる。しかしながら、コースがクローズになっても、風呂と温泉はずっと営業していて、私にとっては、この措置が大変有り難く、まさに「干天の慈雨」の如き僥倖ということで、出張のないときは、日々、車で5分の至近距離にある、ここに通うことが真冬の定番になっている。

ここの温泉は、このあたりでも泉質が良く、源泉掛け流しで高級感がある。私の場合は、午後1時くらいに来て、30分くらい温泉に入り、体を温めた後、脱衣場で、ストレッチやスクワット、簡易なツールを使った軽トレーニングを20分ほどやり、再び、湯船にゆっくり浸かるのが通常だ。そして、温泉に入ってから、クラブハウスの2階にあるレストランに移動し、そこで珈琲をのみながら、パソコンに向かったり読書をしたりする。これでざっと2時間ほどなのだが、この2時間の過ごし方がとても気に入っている。

この地域でのゴルフシーズンは、例年11月末までであり、来シーズンの始まりは、概ね4月上旬ということで、4ヶ月余りオフシーズンとなる。この期間は、ゴルファーにとっての「充電期間」と私は認識しており、来季に向けた体力や筋力、柔軟性の向上のため、自分の体をメンテナンスすることが望ましいと考えている。ここで温泉に浸かることは、決して若くない自身の肉体を「「湯治」する機会であり、ストレッチなどの軽トレーニングは、来季のラウンドに向けたアマチュアゴルファーとしての準備と云える。いずれにせよ、車で5分のところに、こういう「得がたい場所」があることに感謝、である。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで470超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。