フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

独りゴルフは珠玉の時間と空間

投稿日:

 一昨日、当社にとって、かなり重要なイベントがあり、それがいい手応えで一段落したこともあり、今日は、敷地内にある「蓼科東急ゴルフコース」で、「独りラウンド」を愉しんだ。ゴルフ歴は、サラリーマンだった28歳の時に始めて、36歳の時に、独立したことでゴルフどころではなくなり中断、17年間の封印期間を経て、54歳の時に再開し現在に至っている。通算、22年である。再開した当初は、「失われた17年間」を取り戻そうと、かなり競技志向に傾斜していたが、10年前に蓼科に来てからは、「いかに楽しく充実したゴルフをするか」ということに主眼を置いてゴルフに向き合っているところだ。 

蓼科東急GCインコースNO15ミドルホールから蓼科山を望む(本日午前9時半頃撮影)

 「独りゴルフなど、張り合いがなくてつまらない」と多くのゴルファーが言うが、私はそうは思わない。むしろ、手の合わない人間と無理矢理、ペースを合わせてやる方がつまらないしやらない方がいいと思っている。コースとの対話をしながら、思いのままにショットやパットをする。うまくいってもミスをしても、その結果は、自分自身が率直に受け入れる。私の愉しみは、それだけではない。ショットの合間に、いろいろなことを考える、思索の時間が味わい深いのだ。

 今日は、前の組がかなりのスロープレーで、後ろの組もゆっくりしていたので、1サムの私は、前の組にペースを合わせ調整しながら、ショットの合間に、公私のさまざまなことについて、自由な思索を巡らせる。4時間もそんなことをしているうちに、頭の中がかなり整理されることになる。こういう時間と空間が日常の中にあるということ自体、とても有り難いことだ。これが、天の恵みだとしたら、そのことに率直に感謝しなければならないと思う。

-未分類

関連記事

期末案件に向き合う時間

 3月も中旬になり、人事異動の時期となった。役所や企業では、4月の異動の内示がある頃で、どこに異動するのか、ヤキモキしている人も多いだろう。私などは、サラリーマンを13年しかやっておらず、その間、異動 …

伝説の作家、原寮氏の逝去…それで、思い出したこと

原寮氏の最新刊 「それまでの明日」(2018年3月)早川書房刊  ハードボイルド作家として、人気のあった、原寮氏が、今年5月に亡くなった。享年76歳だった。直木賞作家だが、寡作(長編小説は6作品のみ) …

天が与えてくれた思索の時間

 自宅から車で5分のところにある、ホームコースの蓼科高原カントリークラブは、未明からの雪で約5センチの積雪となり、コースは明日までクローズとなった。今日はともかく、明日はラウンドができるかなと期待して …

ずっとあの頃のままで・・・

 先週の水曜日、東京・西麻布で、音楽評論家の富澤一誠さんと10数年ぶりに歓談し旧交を温めた。富澤一誠さん(以下一誠さんと呼ばせていただく)とは、私が近畿放送東京支社に勤務していた、今から34年前、28 …

妹の命日を出張先で想う日

 今週は、日曜日から出張し昨日の夕方帰宅した。4月14日は亡き妹の7回目の命日で、例年は、この時期に仕事があまり入らないことで、自宅にいて静かに彼女を想う一日にしているが、今年は案件が入り、毎週のよう …