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女性初の総理大臣誕生を祝す

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 高市早苗自民党総裁が、今日の国会で第104代総理大臣に指名された。我が国では、女性として初めての総理大臣誕生となった。厳しい時代にこそ、強いリーダーの存在が不可欠で、政策に通暁し、ブレない彼女の舵取りには、一国民として大いに期待したいと思っている。昨年の総裁選挙では、石破前首相に決戦投票で敗れ、1年間、全国各地を訪問したという。国民と直接対話しながら、地に足のついた活動をしてきたということで、テレビの画面で見る高市氏は、体は痩せてみえたが、その佇まいには、ずいぶんと貫禄がつき、ハラが据わっているという印象だった。

第104代総理大臣となった、高市早苗氏

 彼女は、奈良県生まれで、ごく普通の家庭に育ち、松下政経塾を経て政界入りしている。いわゆる世襲議員ではなく、官僚出身でもない。新進党を経て、自由党というリベラルな新党に参加、その後、自民党に入党している経緯があり、どう考えても、安倍元首相の影響を受けて、保守色が強くなったものと云える。その安倍元首相が暗殺され、彼のやりたかったこと、やるべきことを引き継ぐべき最有力の後継者が高市早苗氏だった。私は、特段、高市氏贔屓でもないが、安倍さんの後継は、彼女を置いて他にいないとは思っていたし、彼女の著書は全て読み、非常に真っ当な政策を掲げ実行しようとしている政治家だと評価していた。

 高市新総理は64歳。若いとは云えないが、そのキャリアも鑑みると、政治家としては、これからが勝負という年回りだ。総裁任期がまず2年間、そしてその次の3年間、まず、この5年間でやれるだけの政策を実現してもらいたいと思っている。「強く豊かな日本列島をつくる」と彼女は公言したが、多くの国民は、その決意と行動力、政策実現力に期待している。真面目にそして懸命に働いてこの国や地域を支えているより多くの国民の生活を守り、安全で安心できる社会をつくってもらいたい。これまでの経緯からも、野党や自民党内部からも、さまざまな妨害や中傷がなされることは必至だが、まずは民意が重要、そして、自らの信念に基づき、ブレずに前に進むことが肝要だ。

 岸田元総理は、私と同年齢であり、石破前総理は一学年上、安倍元総理は3歳年長だったが、高市新総理は、学年で3つ下、私の亡き妹と同年齢になる。そういう世代がこの国のリーダーになり、我々は、そのリーダーシップのもとに、この国の社会の構成員として、次の世代に引き継いでいくための諸活動に勤しむことになる。安倍さんと同じくらい総理大臣として頑張って欲しいと思うし、自分自身も、彼女の奮闘ぶりに励まされながら、自分の活動領域で、まだまだ、頑張っていこうと決意を新たにしているところだ。

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