今日2月2日は、学生時代からの唯一の友人だった、伊住政和君の命日である。彼が亡くなって丸22年になる。存命であれば66歳、我が国を代表する文化人として、至高の佇まいになっていたに違いない。

例年、彼の命日には京都に行き、彼が眠っている大徳寺に墓参するのだが、明日は早朝から仕事に出かけなければならず、別の日に行くことにした。例年、彼の墓前に近況を報告し、しばし、天にいる彼と対話するのが慣わしになっていたのだが、今年はそれが叶わず、ここ蓼科にいて、彼のことを想う一日になった。
出来れば、夢の中ででも彼に会えたらと思うし、その気持ちが通じるのか、この時期、彼が夢の中に出てくることがあって、そのたびに彼がまだこの世にいて、活躍しているかのような錯覚に陥ることがある。確かなことは、私の拙い活動を、彼は天からきちんとみていてくれるということだ。そして、「きみの信念に従って頑張れ」と常に励ましてくれる・・とても有り難いことだと思っている。

株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。