フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

先生ではなく良きパートナーとして

投稿日:

 嬉しいことに、期末の案件が立て込み、自宅にいる時間が殆どなく、外に出て活動する機会が増えて、「本来の形になってきた」とテンションが上がっている。コロナ禍の3年半は、とにかく対面での案件がなくなり、現場に行かないと仕事にならない私のような職種は、極めて厳しい状況になり、同業者でも連絡が取れなくなってしまった人も多かった。しかしながら、前にも書いたように、私の弟子達は、中小企業の再生支援や経営改善支援、地域限定の支援、事業プロデュースなどに専門化し、そこを深掘りしながら、コロナ禍でもきちんと生き残り、さらにその基盤を強化している。


昨年10月に、5年ぶりに開催した弟子達との会合で

 昨日、妻が「こんな記事が出ていた」とラインで送ってくれた『経営コンサルタント「過去最多倒産」は驚くことではない…同業者が明かす「経営のプロ」がじつは経営が苦手なワケ 』 という現代ビジネスの記事は、現役の経営コンサルタントからみた、経営コンサルタント会社倒産の現象を綴っているものだった。この問題については、1月10日に私自身のコメントを書いたところだが、この記事を読みながら、自分の指摘が概ね正鵠を射ているということを再認識した。私自身はすでに林業側の「業界人」であり、日々懸命に目の前の業務に取り組んでいる林業関係者の人たちと同じ土俵で闘い、生きている者に他ならない。

 彼らの幸福は、自分自身の幸福でもあり、この業界で輝くべきは、林業の現場で奮闘している事業者なのだということを所与のものとして、自分の専門・事業領域において、できる限りのサポートや事業展開をしていきたいと思ってる。その中で、特に、マーケットから自分に期待されている立ち位置や役割を十二分に踏まえて、より有益な助言や支援をしながら、自分自身も納得できる仕事を、この先の残された活動期間で全うしていくつもりだ。1回1回の案件について、自己評価は当然していくものだが、その結果も含めて、最終的なところは、マーケット側の判断に委ねることになる。「先生」としてよりも、この業界の人たちの、「良きパートナー」また、「良きメンター」として、最後まで、この業界に身を置き続けたいと思っている。

-未分類

関連記事

隙間時間に読書をする日々で

 能登半島地震で亡くなった人にお悔やみを、また、被災した人にはお見舞いを心から申し上げたいと思う。元日の16時10分頃、ここ蓼科でも震度4のやや強い横揺れが1分余り続き、俄かに恐怖が走ったが、テレビを …

何気なく「神田川」を歌う

 明日から、また、泊まりがけの出張ということで、今夜、その準備をするのだが、夕食を摂った後、以前からやろうと思っていた、愛用のギターの弦の交換を30分くらいでやって、なかなかいい音を奏でる、愛器「マー …

今年一年を振り返る

大晦日の自宅前の風景(令和5年12月31日 午前10時撮影)  今日は、令和5年の大晦日、朝から雨模様となったが、寒さはそれほどでもなく、暖かい室内で映画を観たり、読書をしたりして過ごしている。最近、 …

年末の一風景

 今年の年末年始は、どこにも行かず、自宅のある蓼科にいる。ここにいる時は、朝食は自宅で摂り、午前中は、森の中を散策したり、狭い自室で読書をしたりして過ごし、午後からは、この別荘地内にある「鹿山の湯」に …

no image

多忙な日々こそ存在理由の証

 先々週、先週と、宮崎県や東京、三重県など、あちこちに出張する日々が続いていて、久しぶりに連泊の移動と活動ということで、時間や案件に追われるという、半ば「嬉しい悲鳴」をあげているところだ。その合間に、 …