今日は、元々、富士見町の「森のオフィス」での年内最後のスタッフ会議を予定していたが、急遽、自宅トイレの修理等が入ったこともあって、一昨日に前倒し、今日は終日自宅で資料の整理などをすることにした。折しも、昨夜からまとまった積雪があり、自宅周りは薄い雪化粧となり、例年通りの年の瀬の風景となっている。しかしながら、外気温は氷点下3度程度で、これくらいだと、ことさらに寒いという感じではない。このあたりは、北側が高い山で遮られていて、強風が吹くことが少ないのでずいぶんと助かっている。
横浜から蓼科に転居したのが、2015年の10月で、初めての冬は、とんでもない寒さに恐怖心さえ抱き、毎年、冬場の課題は決まって「この厳冬をいかにして乗り切るか」ということだった。しかしながら、昨年あたりから、体質が変わったのか、氷点下の中でも、それほど寒さや冷えというものを感じなくなった。今年はさらにそういう思いを強くしていて、人間というものは、長くいるとその地の環境というものに適合するものだという「定理」を身をもって実感しているところだ。そして、むしろ、この寒さを楽しむという積極的な気持ちが募ってきていて、この年末年始も心静かに、そして充実したときを過ごすことができそうで、それは何よりだと思っている。
仕事始めは、1月6日のスタッフ会議としているので、結構、長い期間の年末年始休暇となる。基本的に、自宅周りで過ごすことにしていて、自室の整理をして、不要なものを捨てるという、お決まりの作業を年内にやるのが定番の行事、読みたい本が山ほどあり、読書が専らの過ごし方になり、東急リゾート蓼科内にある、蓼科東急ホテルのラウンジが最もお気に入りの場所となっている。また、冬場の温泉は、冷えがちな体を温める貴重な存在であり、この別荘地内の「鹿山の湯」に加えて、車で5分ほどのところにある蓼科高原カントリークラブ内の天然温泉が今年から冬場も営業していて、そこに通うのが楽しみの一つになっている。ここの温泉は、メンバーであれば@650円で入浴できて、とても有り難い。
この時季は、どうしても室内にいることが多くなるので、運動不足になり、スキーができない自分としては、暖かいところでゴルフをするのがその対策としてはベストだと位置づけている。しかし、年末年始はどこに行っても混み合うし、今月もそうだったが1月・2月は期末の繁忙期ということで、そういう余裕もなく、そうこうしているうちに3月中旬くらいから、こちらでのゴルフシーズンが始まる。仕事の合間に、室内でもいいから軽い運動を続けるというのがベターな対策なのだろうと思ったりする。それと出張に行った際、意識的に歩く時間を多くとるということも有効で、リュックなんかを背負っていると、適度な負荷になり、5,000歩/日を一つの目安にしているところだ。
とにもかくにも、体調良好で今年の年末年始を迎えることができていることに、まずは感謝したいと思っている。私のような者でも、まだまだ社会に役に断つ活動ができるのであれば、精一杯、その負託に応えていくべきだと、自らを鼓舞しつつ、その中で、小さな愉しみの時間を確保できれば幸いなのだ。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。