フォレスト・ミッションBLOG

林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

未分類

5年ぶりの弟子達との邂逅で

投稿日:2024年10月24日 更新日:

一昨日は、宮城出張が終わり、東京に移動、昨日夜、上野の料亭で、「坪野先生を囲む会」なる会合が5年ぶりに開催された。東京を拠点に活躍している岩倉光隆君が今回は幹事役を引き受けてくれて、段取りをしてくれた。岩倉君は、中小企業の経営改善支援に独立以来、一貫して取り組んでいる。また、小野史人君は、事業再生の専門家として、もはや我が国ではトップランナーになっている。そして、堀切研一君は、さまざまな研修や事業の事務局、コーディネートなどを請け負う会社の実質経営者として、目覚ましい活躍をしている。福岡県の筑後を拠点に活動する井上哲也君は、地域に根ざした経営コンサルタントとして、その地域には欠かせない助言者としての地歩を確立している。滋賀県を拠点にしている田畑一佳君は、企業の顧問などを務めながら自身が事業を運営し、「夢を追うこと」を忘れずに常に前向きに活動している。

「プロコン練成塾」の弟子達(向かって左から田畑・小野・井上・堀切・岩倉の各氏)

 前回の開催は、2019年10月で、その後、コロナ禍のため中断し、今年に入って、岩倉君が幹事役を引き受けてくれて5年ぶりの開催となった。今年は、岩倉君が打ち合わせなどに使っているという、上野公園内の料亭が会場になった。私も含めて、みんな5歳歳を取り、田畑君以外は50歳代に入り、まさに仕事盛り、それぞれの分野で、八面六臂の活躍をしている。彼らのこの5年間の活動状況を聞きながら、こういう有為な人たちとの長い交流が続いていることを、とても嬉しく思うとともに、一応、彼らの師匠である自分ももうしばらく、社会的に意義の高い仕事に邁進してみようという気持ちを新たにした。

 この会は、私が現役を続けている限りは、続けてもらいたいと思っているし、その後は、彼ら同士の交流会としてさらに継続していって欲しい。近接した価値観を持ち、互いを理解し合い、そして高め合える、良質の仲間の存在は、我々のような独立事業者にとっては、ことに貴重である。そして、そういう仲間が1年に1回でも集まる場というものの価値は至上のものがある。私自身もまだまだビジネスの現役であり続けたいと思っている。勿論、自分の事業領域というものもキャリアや年齢、パートナーの存在等とともにその形は変わってゆくのだろう。しかし、自分がマーケットから求められる限り、ニーズがある限り、声がかかる限りは精一杯、自身の役割を遂行していくつもりだ。その意味でも、あの時の初心を忘れず、第一線で奮闘する彼らの活躍ぶりに、こちらの方が励まされる思いになるのだ。

-未分類

関連記事

事実上の「山守」としての活動

 昨日は、天女山の長嶋部長と一緒に、私が住む東急リゾートタウン蓼科内での、森林整備予定地を確認した。生憎の雪で、大枠の方向性を見定める程度の確認になったが、この真冬の最低気温氷点下12度の中、現場に行 …

no image

兵庫バイオマス発電の事業停止に際して思うこと その3

 ネット上などで、官民協働のビジネスだったから失敗したなどというコメントがあったが、私自身は、兵庫モデルといわれる五者協議会による「官民一体の事業運営」は、ある意味、理想的だと考えていた。外形的にみて …

林業経営コンサルタント養成塾を開講した理由

弊社のホームページにも掲げているように、今期から「林業経営コンサルタント養成塾」 (通称坪野塾)を適宜開講することにした。先日、早速、問い合わせがあったが、本格的に展開していくのは、今期の下期からにな …

期末案件完了し、しばし余暇へ

 今日は、提出期限間近の原稿を仕上げたり、苦手な事務仕事をしたりで、あっという間に一日が過ぎた。昔、小椋佳と井上陽水が歌った「白い一日」のような感じで、「僕の一日が過ぎていく」のだが、気がつけば、奈良 …

連休谷間の平日は社内会議で

 今日は、富士見町にある「森のオフィス」の会議室で、終日、社内会議と取組中の事業についての摺り合わせをした。社内会議といっても、コーティネーター兼林業経営コンサルタントの大和田千穂さんと2人のやり取り …