このところ、諸々の案件について会議をすることが多くなり、オンラインではなく対面会議の機会が増えている。コロナ禍でオンライン会議が急増したが、私自身は、遠隔地とのやり取りといった限定的な利用を専らとしていて、出来るだけ対面での会議をするようにしている。昨日は、 北杜市の(有)天女山の事務所で2時間程度、 来客を迎えての大変重要な会議に臨んだ。そして、その中で、これまで準備してきた事業について、先方と前向きな合意形成ができ、とても嬉しい日になった。その後、先方と近隣のイタリアンでランチをとりながら歓談し、その際に食したマイタケのパスタがとても美味だった。
次代を担う若い人財が、その能力を最大限に発揮して、社会や地域に貢献する舞台づくりを、我々年配者が創って、後ろから支援していかなければならない。それこそが、長年、この国で、この社会で生きて、いろいろな経験を積んできた者の務めである。この業界にも、常に世代交代が必要で、若い世代のプレーヤーが縦横無尽に活躍し、新しい林業のあり方を切り拓いていくことを、我々の世代は物心両面で支援していくべきである。「ノブレスオブリージュ」といえるような身分でもないが、そういう気持ちは持っておきたいものだと思っている。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。