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蓼科東急オーナーズサロン開設

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 9年前から居住している、蓼科東急リゾートタウンの中心部に、新たに「オーナーズサロン『tenoha』が新規オープンした。一昨日、早速行ってみると、内装は、ここで搬出した間伐材をふんだんに使い、とてもいい雰囲気の施設になっていた。別荘オーナーは、ここを自由に利用していいとのことで、Wi-Fiも完備されており、ここで書き物をするのが楽しみになっている。さすが、環境先進企業の東急不動産ということで、景観と調和した立派な施設をつくってもらい感謝感激である。

蓼科東急オーナーズサロンの内部・調度品など、蓼科のカラマツをふんだんに使っている

 常駐している職員に聞くと、「冬期の営業はまだ未定ですが、シーズン中は無休で9:00から17:00まで利用していただけます」とのことだった。ここは、自宅から車で3分ほどのところにあり、近隣にコンビニや温泉もあったりして、何かと便利なところである。仕事の打ち合わせや会議などで、来寥していただいた方とは、やはり近隣にある「ワークラボ」の会議室に案内しているが、込み入った話でなければ、ここで十分である。

 このオーナズサロンの前庭には、カラマツやミズナラなどの植樹をし、一面、芝を植えていて、来場者がそれぞれ寛げる空間となっている。今日から3日間、このサロンのオープンを記念した「TENOHAまちびらきマルシェ」と銘打った、ワークショップ等のイベントが開催される。ここで森林整備の仕事をしている(有)天女山と(株)fewtが、木工のゲームなどを楽しんでもらうブースを出展することになっており、私も参加することになっている。

 蓼科に移住をして、今年の10月で丸9年になる。右も左もわからずに来たのだが、だんだんと知り合いも増えて、また、一緒に仕事をしてくれる若い世代の人たちもいてくれる。1994年、今から30年前に近畿放送を退職して独立して以来、基本的にずっと一匹狼で生きてきた私には、ここにきて若い世代の人たちと協働できることの喜びを実感しているところだ。主役は若い世代、私たちの世代の役割は、その奮闘を後ろから支え、その成長を見守っていくことだ。その意味でも、今日から3日間のイベントはとても有意義な時間と空間になるものと思っている。

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