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今年一年を振り返る

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大晦日の自宅前の風景(令和5年12月31日 午前10時撮影)

 今日は、令和5年の大晦日、朝から雨模様となったが、寒さはそれほどでもなく、暖かい室内で映画を観たり、読書をしたりして過ごしている。最近、映画は、アマゾンprimeで、昔の日活や大映の映画を時々観ている。石原裕次郎、二谷英明、赤木圭一郎らが主演する映画でめぼしいものを探して狭い自室で観ている。今日、大晦日の夜もそういった映画を深夜まで観ようと思っている。あるいは、例年通り、ハンフリー・ボガード主演の「カサブランカ」を観てもいい。今日と明日の元旦の2日間は、自分だけの時間を過ごすことにしているのだ。

 今年1年を振り返って、まず思うのは、ここ蓼科に来てからの8年間の中では、最も健康状態が良好で、公私ともに充実して過ごすことができたということだ。仕事面では、森林総合サービスを事業領域とする新会社の事業が事実上動き出したことが特筆できる。ここ蓼科での長期的な森林整備・管理の取り組みもすでに始まっている。私が20年間営々とやってきた林業経営コンサルティングという取り組みについても、その件数は少ないが、私でしかできない案件を丁寧に遂行して、キャリア・年齢なりの「円熟期の仕事」をしているところだ。

 そして、私の仕事を引き継いでくれる後継者を確保して育成していくという重要な取り組みも並行して進めているところだ。新たな仕事のパートナーも自身の後継者も三世代くらい若い人たちで、息子や娘の世代である。森林・林業、そしてこの国の未来は、彼らのような若い世代が担っていく。我々の世代の使命は、彼らが活躍できる舞台を用意し、適宜、その育成と支援をしながら、彼らが立派にその専門業種・分野で自立し、社会貢献していく姿を見届けることだと思っている。そして、そのこと自体が、自分自身の自己実現となって、自らの人生を豊かなものにしてくれるのだ。老兵はいずれ消えゆくが、それまでは後に続く世代を育て支援していく。

 一方で、自分よりも上の世代が、どんどん、この世からいなくなっている現実は、同じ昭和世代の人間として、ますます、生きているうちに「やるべきことをやっておかなければならない」という思いを強くする要因になっている。今年においては、谷村新司氏(昭和23年生まれ)と伊集院静氏(昭和25年生まれ)が相次いで逝去し、その他界に接して、自分自身の今後の営み・活動について大いに考えることが多かった。いよいよ、自分もそういう立場、役回りになったのだと実感し、それらを今後の行動規範に組み込んでいかなければならない。そう自分に言い聞かせながら、もうひと踏ん張りもふた踏ん張りもしなけれなならないと気持ちを新たにしているところだ。

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