昨日、出張先の鳥取から車で戻ってきた。一昨日は、午後3時に仕事が終わったこともあり、そのまま蓼科に戻ると深夜になってしまうこともあって、神戸の有馬温泉に後泊し、束の間ではあるが、久しぶりに有馬の湯に浸かってきた。鳥取では、大雪に見舞われたが、今回は室内での研修だったので、支障なく全日程を終えることができた。今回の研修は、受講者が6名と少なかったものの、一体的な空気感があって、内容的にも充実したものになったという実感がある。
このところ、遠方への出張が続いたので、疲れが溜まっていたようで、昨夜はさすがに、早めに就寝して、よく眠った。朝起きると、自宅の窓からみえる風景からは、初春の風情と香りを感じ取ることが出来る。コロナ禍の中、目の前の案件に臨んでいるうちに、2月も下旬になり、1週間もすれば3月の声を聞くような時季になった。この季節になると、いつも思い出しては口ずさんでしまうのが、「ふきのとう」という北海道出身のフォークデュオが歌った「南風の頃」という曲である。季節ソングとしては、イルカの「なごり雪」が有名だが、この曲を知る人は極めて少ないものの、名曲だと思う。ちなみに、「なごり雪」に出てくる駅は、この曲を作詞・作曲した伊勢正三さんの地元である津久見駅だということで、先日、大分に出張し、電車でこの駅を通った時、やはりこの曲をくちずさんでしまった。さらに、季節の曲ということで掘り下げると、「とんぼちゃん」というデュオが歌った「一足遅れの春」という曲があって、これは私が高校生の頃にラジオなどで流れていたのだが、なかなか秀逸な曲である。
今日は終日、散策や読書、ギターの弾き語りなどをして、体を休めたいと思っている。春からのゴルフシーズンに備えて、軽い運動もしていくつもりだ。仕事の方は、報告書の作成や事務手続きなどが残っているだけで、最後の峠は越えた感がある。仕事の後に、楽しい時間があるということは、とても幸せなことだと思う。この時季は、そういう時間を過ごすことが多く、自分にとっては、ある意味最高の季節なのかもしれない。
株式会社フォレスト・ミッション 代表取締役、林業経営コンサルタント、経済産業大臣登録・中小企業診断士
我が国における林業経営コンサルティングを構築した第一人者であり、これまで460超の林業事業体の経営コンサルティングに携わる。2015年から、活動拠点を東京から信州・蓼科に移して活動中。