林業の産業としての自立、そして林業に従事する人たちが誇りを持てるように、私たちは、自らが信じる、森林・林業のあるべき姿を、林業関係者の皆様と一緒に創造していきます。

　昨日は、福島県の古殿町での、「新たな林業モデル実証事業」の現地検討会に参加した。皆伐再造林の効率・低コスト化、原木のトレサビリティ明確化による付加価値の向上などに取り組んでいる。事業の主体となってい …

　今年初めての出張ということで、午後一番のあずさ号に乗り、茅野→立川→西国分寺→武蔵浦和→大宮→新白河という行程で、午後5時前に、福島県の新白河駅に着いた。今日は前泊で、明日、古殿町というところで、林 …

　大学に進学した頃、私は将来の職業を「高校教師」と定めていた。それは、祖父や父が教師であり、また教育者であったことと無関係ではなく、他に選択肢を考えていなかったこともあるが、それもあって、学部も文学部 …

　 　 　年末年始は、どこにも行かず、蓼科の自宅で過ごした。標高1,300ｍにある我が家は、冬の寒さが半端ないので、この時期は、暖かい室内にいるのがベストである。先月は鳥取県での研修案件が22日・23 …

　兵庫県森連運営のチップ工場が、何故、自腹を切ってまでチップ材の原木を集荷したのか、それは、バイオマス発電所の稼働を止めてはいけないからである。しかし、悲しいかな、連合会とて、企業としては中小企業それ …

　ネット上などで、官民協働のビジネスだったから失敗したなどというコメントがあったが、私自身は、兵庫モデルといわれる五者協議会による「官民一体の事業運営」は、ある意味、理想的だと考えていた。外形的にみて …

　今回、チップ事業から撤退を申し出て、それがバイオマス発電所の事業停止になった、当事者である兵庫県森林組合連合会（以下、兵庫県森連）と知り合ったのは、今から17年前、2005年秋のことである。当時、私 …

　 　兵庫県で6年前に稼動をスタートさせた、木質バイオマス発電所が、クリスマスイブの一昨日、事業を停止した。休止ではなく停止である。そして、昨日、12月25 日、「兵庫モデル」といわれた、このバイオマ …

　「選択」12月号に、「中国が欧州各地で森林強奪」という記事が掲載されている。「森林の違法伐採が深刻化している。気が付いたら、森林がごっそり、まるごと消えていたという事件が頻発している。背後に中国の業 …

　ここ蓼科は、朝晩の気温が下がり、未明には氷点下になって、いよいよ本格的な冬に向かって季節が進んでいる。和歌山県生まれの私は、正直なところ寒い冬は苦手で、この季節はできれば温暖なところで過ごしたいと思 …