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東京都知事選挙について

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 一昨日、東京に出張した際、都知事選挙の立候補者のポスターを貼った看板が目に入った。私は、東京都民ではないので、直接関係はないが、かつて、都民だった時代も、通算で8年ほどあり、我が国の首都の首長を決めると都知事選挙には、一廉の関心を持っている。今回の選挙は、2期務めた現職の小池百合子知事に立憲民主党の旗手といわれた蓮舫氏、それに、前安芸高田市長で新進気鋭の政治家である石丸伸二氏らが挑むという構図になっている。

東京・文京区でみかけた選挙看板(令和6年6月24日)

 東京にいる知人の多くは、「投票には行かないか、入れるとしたら小池知事しかない」と言っている。彼らにすると、日々の仕事や生活からは、東京都知事という存在は遠く、そもそも、その動静にはあまり関心がないようだ。但し、蓮舫氏には入れたくないという向きはかなり多い。それは、立憲民主党という野党がバックボーンということと、彼女が日本人ではないということ、さらには、かつての事業仕分けでの「 2位じゃダメなんでしょうか? 」の発言や彼女独特のエキセントリックな話し方とその表情が、かなりの先入観を醸成しているものと私なりにみている。

 石丸伸二氏については、若さと清潔感があり、彼一流の論法でわかりやすく、若い層や既存の政治家に失望している人たちには、ネットを中心に支持が高いとのことで、投票率にもよるが、かなり票を取るのではないかと想定している。但し、状況的には、都知事選挙で、その知名度を全国区にした上で、次のステージを狙っているとするのが妥当なところで、彼がどのくらい票を、それも浮動票をとるのかというところに私などは関心を持っている。

 そこで、大本命の小池百合子知事だが、公約を果たしていないとか、学歴問題とか、批判の対象に晒されているものの、本人はそんなことを気にする様子もない。ただ、「現職の強み」と知名度というものを翳しながら、まともに政策を語ろうともせず、「受けて立つ」という横綱相撲を決め込んでいて、また、それがテレビの画面からもストレートに伝わってくる。大手メディアも、表層的なところを掬って報道するだけで、全体的に盛り上がりに欠ける選挙になってしまいそうな気配だ。それでいいのかという気もするが、いまや、東京都民でも法人都民でもなくった身であり、また、政治評論家でもあるまいし、いろいろな人と、この件について語り合う術もないというのが正直なところだ。

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