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盆休みに考えたこと

投稿日:2019年9月1日 更新日:

 今年の盆休みは、異常に長かったが、私自身は涼しい蓼科にいて、仕事関係の資料を作成したり、好きな本を読んだり、ギターの弾き語りをしたりして、この長い盆休みを過ごした。そして、盆明けの出張や仕事の期間を含め、この20日間ほど、自分の事業領域やその中での使命感というものを、改めてじっくりと考える期間になった。つまり、これから自分はどこに行こうとしているのか、マーケットから何を求められているのか、何をするべきなのか等々ということだ。

 経営コンサルタントの活動を始めて丸20年、林業の経営コンサルティングや人材育成に携わって16年、今更何を考えることがあるのかという向きもあるが、そこは生身の人間、日々葛藤があり、自分自身と対話しながらベターな判断をして行動してきた経緯がある。外見的には、そんな葛藤を常に抱えている人間には見えないし、自分でいうのも何だが、先月62歳となり、経営コンサルタントとして、最も充実し力が発揮できる年齢になって、そういう空気も醸し出している感がある。昨日の東京での民間事業体の経営者向けの講演などは、おそらく「坪野節」全開の内容だったと自負するところもある。

森林組合・役職員セミナーの様子(2019年8月)

 この20日余り、自分自身と内面で対話してきた結果として、「私には、この林業界において、明確にやらなければならないことが残されている」ということを確認した。明確にやらなければならないこと・・・それにはいくつかある。林業再生・人材育成・事業体支援・支援者の育成等々、これらは、自分がこの業界を去るまでやり続けなければならない。

 今回、確認したのは、それらの活動のベースになる考え方というか思想のようなものである。言葉にすると、「正しいと確信することを行動に移していく」ということだ。この正しいという言葉も、かなりの部分において主観的であり、いきおい、その幅も広くなってしまうが、まずは、自分自身が正しいと考えること、そして相手が正しいとすること、これらが交差するところの「正しさ」を追求することで、おのずと私がやるべきことが見えてくると思っている。

 多くの林業関係者の人たちに言いたい。悩みや葛藤があれば、あるいは別になくても、「坪野さん、いろいろと話をしましょう」と声をかけて欲しい。別に、経営や施業、人材などのことでなくてもいい。私の任務は、この業界の人たちの「良き相談者(メンター)」として、問題解決なりを一緒に考えていくことなのだ。そして、それが私自身の「居場所」であり、事業領域の最たるものなのだとつくづく思うのだ。

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